オール電化


太陽光発電

基礎知識
■太陽光発電システムとは

太陽光発電システムとは、屋根にのった太陽電池で太陽光を受けて、そのエネルギーを家庭で使える電力に変える仕組みです。

昼間発電した電力で家の電気をまかない、余った電力は電力会社に売ることができます。 天候不良で発電量が足りない時や夜間などは、従来通り電力会社より電気を購入します。発電、売電、買電はすべて自動的に切り替えられるので、面倒な操作は不要です

売電金額は、2009年まで基本的には買電料金と同じでした。電力会社ごとに異なりますが、1kw/h あたり約23円〜25円となります。しかし、経済産業省からの発表で、家庭で発電し使いきれなかった余剰電力を、今までの2倍となる1kw/h当たり約50円で10年間にわたって電力会社に買い取りを義務付けることなりました。この制度は2010年までにスタートされます。

太陽光発電システムの定格出力1kWあたり、年間約1000kWhの電力を発電します。 (地域や設置の方位、傾斜角によって異なります。) 平均的な一般家庭で消費する電力量は年間約3600kWhなので、 定格出力3〜4kWの太陽光発電システムによってまかなえることになります。


■太陽光発電システムのメリット

(1)光熱費大幅節約!
太陽光発電で生み出した電力をフルに活用。
また、オール電化住宅は、日中に比べて約7割も安い夜間電力契約が出来るので、ガス・電気併用住宅に比べ、光熱費を約80%も節約することが可能です。

(2)余った電力を売ることができる
電気料金が高い日中は自家発電消費し、さらに電気が余った場合は高い電気料金で売電する合理的な電力売買ができます。太陽光発電された電気はまず自宅で消費され、余った余剰電力が自動的に電力会社に売電されます。
夜間は発電ができないために、通常通り電力会社から電気の供給を受けますが、オール電化住宅で時間帯別電灯契約を利用した場合、深夜は日中の電気料金に比べて3分の1と割安となります。

(3)災害時のライフライン確保
石油など限りある資源と違い、太陽エネルギーは無限のため、将来のエネルギー不足の心配がありません。
また、地震や台風などの災害により、もしも長期間停電になった場合でも、太陽光発電なら自立運転モードで電気を供給。専用のコンセントに、使用したい電気製品を差し込めば、発電している分の電気を使うことができます。
電気が復旧する迄テレビやラジオで災害時の最新情報を確認したり、携帯電話を充電したり、様々な場面で活躍します。

(4)CO2排出量を削減
太陽の光を使った自然エネルギーはCo2を全く排出しません。化石燃料と代替すると、Co2の排出抑制量はなんと森林270坪分(3KWシステムの場合)。太陽光発電システムを設置することは森林を増やしているのと同じことです。

(5)省エネ意識の向上
太陽光発電システムを導入すると、電気の使用状況が分かる「電力モニター」が取り付けられます。モニターを確認することで、電気の使いすぎのチェックや、売電量などを把握でき、家族で節約・省エネを意識して生活することができます。

(6)メンテナンスの手間がない
基本的に日常メンテナンスは不要。 太陽電池モジュールの汚れはほとんどの場合雨で流されます。 機械的な磨耗がないため、長寿命が期待でき、モジュール全体としての期待寿命は約20〜30年、その他パワーコンディショナーなどの機器は10年程度の寿命といわれています。

(7)断熱効果
太陽光パネルを設置すると、パネルが断熱効果を発揮するうれしい効果があります。通常の屋根の場合に比べ、夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができます。

(8)住宅金融公庫融資優遇
住宅新築時に太陽光発電システムを設置する際、住宅金融公庫の融資において優遇が受けられます。
※諸条件は直接ご確認ください

■標準的な概要

設置価格1kWあたり約70万円
住宅用太陽光発電システムの設置価格は最大出力1kWあたり約70万円。
一般的には3〜4kWの太陽光発電システムを設置する事が多いので約210万〜280万円が目安となります。
※2007年且糟ケ総合システム調べ。補助金なしの場合の目安。

設置面積 25〜30平米

3kWの標準的な太陽電池パネルでは、1戸あたり25〜30平米程度の設置面積が必要目安となります。
(日照条件・傾斜などによって異なります。)

■太陽光発電の仕組み

太陽電池モジュール
太陽光が持っているエネルギーを、電気エネルギー(直流電力)に変換します。
太陽電池モジュール(パネル)は、主にシリコンなどの主導体からできています。単結晶シリコン・多結晶シリコン・アモルファスシリコン、またこれらを組み合わせたハイブリットタイプなどがあります。
1平米の太陽電池モジュールの発電電力は100W〜180Wです。

接続箱
太陽電池モジュールで発電した電気をパワーコンディショナーに送り込みます。

パワーコンディショナー
太陽電池モジュールで発電した直流電気を、家庭で使う電気(交流電力)に交換します。

分電盤
パワーコンディショナーで返還された電気は、分電盤から家庭内の電気製品に送られます。

パワーモニター
発電した電力量をパワーモニター(リモコン)で確認できます。

売電用メーター・買電用メーター
売電用メーターで余剰電力を電力会社へどれくらい売電したのかを計ります。
買電用メーターでは、夜間や雨の日など発電量が足りない時に電力会社から買った電気を計ります。

■モジュール変換効率

太陽光発電の性能を比較するとき、「モジュール変換効率」というポイントがあります。変換効率が高ければ高いほど、少ない設置面積で多くの電気を発電することができます。

モジュールの変換率は、1平米あたり1,000wの太陽エネルギーを100%として、電気エネルギーに何割変換できるかを示すものです。例えば、1平米当たり150wの電気を作れるとしたら、モジュール変換効率は15%ということになります。
太陽光発電モジュール(パネル)は、メーカー・製品ごとにサイズが異なるため、 1u当たりの発電量で性能を比較する目安にします。


■太陽光エネルギーの特徴

無尽蔵
自然の太陽エネルギーは尽きることがありません。

クリーンなエネルギー
発電の際に地球温暖化や酸性雨の原因となるCO2などを発生しません。

膨大なエネルギー
地球に降り注ぐ1時間の太陽エネルギーは、全世界の年間のエネルギー消費量に匹敵するほど膨大です。

■国による住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金

平成20年度 国による住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金は、太陽電池モジュールの公称最大出力1kWあたり70,000円となっています。

例えば、公称最大出力が3.5kwのシステムの場合、
7万円/kW×3.5kW=24.5万円 の補助金となります。

詳細は太陽光発電普及拡大センターホームページにてご確認ください。


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オール電化大辞典では太陽光発電の魅力をたっぷりご紹介!自然のエネルギーを使い自宅で電気を作り利用します。ニ酸化炭素の排出を防ぐ事が出来て環境に優しいだけでなく、余った電気は電力会社が買い取りしてくれるので、お財布にも優しく経済的なメリットもあります。補助金制度もあり今導入するのがお得!

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